時事問題の重要性について

 中学受験対策の塾で働く講師とって、時事問題に習熟しているということは生徒の教育において非常に重要です。試験であまり時事に関する問題は出ないのではないかと感じ方もいるかもしれませんが、時事問題の背景には様々な知識が隠されていることが多いため、ニュースなどで伝えられる諸問題を深く知れば知るほど、受験対策する上で大切な情報を得ることができるのです。例えば、国政選挙が実施される場合には、社会科の基礎知識の一つである三権分立についての理解を深めるチャンスですし、火山が噴火した場合には、その周辺の都道府県やその県庁所在地などの都市名を知るきっかけにできるかもしれません。

 また、時事問題を報じる新聞を読むことは、文章の読解力を向上させることにつながるため、講師自らが読むだけでなく、なるべく生徒本人にも読ませるようにするとよいでしょう。特に、時事問題にフォーカスして書かれている新聞のコラム欄は、国語の絶好の教材であり、過去には実際に中学入試の問題に採用されたこともあることから、これを利用しない手はありません。問題集を集めなくても、家でとっている新聞を使って生徒に自習を促すことも可能ですので、ぜひ生徒の教育において時事問題をうまく使うようにしましょう。